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◆ 「精神的な強さを感じる投手」
日本ハムのドラフト1位ルーキー?伊藤大海投手(23)は31日、本拠地?札幌ドームで行われた西武戦でプロ初登板?初先発。味方の援護に恵まれない中、6回を投げて4安打?1失点の力投を見せた。
球団期待の“道産子ドラ1”が地元でデビュー。入場者には「観戦証明書」が配布されるなど、大きな注目を集めた背番号17の第一歩。初回はいきなり先頭の金子侑司を空振り三振に斬り、西川愛也は内角148キロでズバッと見逃し三振。二死から源田壮亮と森友哉に連打を許したが、中村剛也を捕邪飛に打ち取り、立ち上がりのピンチを無失点で切り抜ける。
2回も二死から四球と安打でピンチを招くも、トップに返って金子を三ゴロ。すると3回はこの日はじめての三者凡退。4回も2つの三振を奪って3人斬りと、徐々にギアを上げていった。
しかし、打線も相手先発?今井達也に大苦戦。四死球をもらってチャンバレンシアガ tシャツ メンズ コーデ ンスを作りながらもあと一本が出ない展開が続き、0?0で迎えた5回表。伊藤は先頭の呉念庭に対し、1ボール?2ストライクから勝負に行ったストレートがやや甘く入る。声をあげながら投げ込んだボールは完璧に弾き返され、あっという間にライトスタンドへ突き刺さるプロ初被弾。先に得点を許してしまう。
それでも、引きずることなく後続はしっかりと打ち取り、続投した6回もクリーンナップを3人斬り。球数は102となり、伊藤はここまででお役御免。すると打線が直後の6回裏にようやく1点をもぎ取り、ルーキーの黒星は消滅。試合はそのまま1?1の引き分けで終わった。
勝ち星こそ付かなかったが、6回を投げて被安打は4、与四球が2つ。三振は8つ奪い、失点は本塁打による1のみ。上々のデビュー登板と言えるだろう。
この日の伊藤大海について、31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の高木豊氏は、「最初から落ち着いていましたシャネル tシャツ メンズ だいたい3球投げたら追い込んでいるような感じで、コントロールが素晴らしかった」と絶賛。「勝たせてあげたいと思うような内容でしたね」と、コメントにも思わず感情がこもった。
特に強みとして挙げたのが「度胸」。プロ初登板の初回、二死ながら一?三塁で中村剛也を迎えた場面について、「いきなりで怖かったと思うんですよ。そこでインコースで勝負に行くんですから(結果は捕邪飛)。かっこよかったですよね」と、その投げっぷりを高く評価。
また、唯一の失点となった被弾のシーンにも、「ここもかんたんに追い込んでいくんですよ。ただ、最後の勝負球に決めてやろうという力みが出た。甘く入ったところをうまく打たれたので、ちょっともったいなかったね」とコメント。それでも、与えた点はその1点のみ。「どの球でも勝負ができる。精神的な強さを感じました」と、力投のルーキーを讃えた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』